レッドソックスはラッシングに関心があるという(C)Getty Images ドジャースは現地時間7月25日、敵地でレッド…

レッドソックスはラッシングに関心があるという(C)Getty Images

 ドジャースは現地時間7月25日、敵地でレッドソックスと対戦して5-2で勝利した。ムーキー・ベッツが欠場し、5戦ぶりに「1番」に座った大谷翔平は4打数1安打で、球団新記録の6試合連続本塁打はならなかった。

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 この日から両チームの3連戦が始まったが、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「レッドソックスは大型トレード期限の取引でダルトン・ラッシングを狙っている」と題した記事を掲載。

 レッドソックスの地元メディア『Mass Live』のショーン・マクアダム記者の報道に触れ、「レッドソックスとドジャースはトレードに向けて交渉中である可能性があるという。ボストンが関心を示していると報じられている選手は、捕手のダルトン・ラッシングだ」と、レッドソックスが、24歳の有望株に興味を持っていることを伝えた。

 記事では「ラッシングはオールスター選手に阻まれている。スミスとの契約はあと8シーズン(2034年まで)残っている。ポジション変更はない限り、ラッシングがドジャースのレギュラーになる可能性は低いだろう」と、正捕手ウィル・スミスの存在がラッシングの障害になっていると記した。

 「ボストンは、将来の正捕手獲得という観点から、この件を検討しているのかもしれない。ドジャースに関しては、特にアリアスは獲得する価値があるかもしれない。一部のメディアは、アリアスをボストンのファームシステムの中で最も有望な選手と評している」と、ドジャースはレッドソックス傘下に所属する19歳の有望株、遊撃手のフランクリン・アリアスの獲得を狙う可能性を指摘した。

 また、ドジャースとレッドソックスを巡るトレードについては「ジャレン・デュランはドジャースの左翼手としてまさにうってつけだろう。さらに、ダスティン・メイは終盤にボストンの主力投手として活躍する可能性がある」と、期限までに両チームの間で何らかのトレードが成立する可能性を示唆していた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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