縄跳び競技の世界大会「ワールドジャンプロープチャンピオンシップス2025」が、27日から8月3日までカルッツかわさき(…
縄跳び競技の世界大会「ワールドジャンプロープチャンピオンシップス2025」が、27日から8月3日までカルッツかわさき(川崎市川崎区)で開かれる。大会前のセレモニーが25日、川崎市役所であり、市にゆかりのある出場選手7人が意気込みなどを語った。
市によると、世界大会は日本では初めての開催で、今回は30以上の国・地域から計約2600人が出場するという。
大会前のセレモニーで、福田紀彦市長が「市はジャンプロープをはじめ、アーバンスポーツを応援してきた。世界大会ができることに、まちをあげて喜んでいる。みんなで盛り上げていきたい」とあいさつした。
2本のロープを使った種目に出場する市川快選手(33)は「ジャンプロープは、縄を通じて心がつながっていく素晴らしいスポーツ。川崎で国も国境もなくみんながつながれる1週間になればいいと思う」と話した。市川選手は、市が「若者文化創造発信拠点」と位置づけるカワサキ文化会館(川崎区)や、市内の小学校で子どもたちにジャンプロープの楽しさを教えている。
選手たちはジャンプロープのパフォーマンスも披露した。(稲石俊章)