◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 2日目(25日)◇ザ・クイーンズヒルGC (福岡)◇6503yd(パー7…
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 2日目(25日)◇ザ・クイーンズヒルGC (福岡)◇6503yd(パー72)
初日首位の小祝さくらが前半9ホールを終えて、左手首痛のため棄権した。ラウンド途中でプレーをやめたのは国内ツアー通算271試合目(アマチュア時代の12試合含む)で初めて。次週はメジャー最終戦「AIG女子オープン」(全英女子/ウェールズ・ロイヤルポースコール)を控える。
6アンダーから午前11半過ぎにティオフし、前半5番でバーディが先行。6番でダブルボギーをたたいて迎えた8番の第1打で、強い痛みを感じた。続く9番の1Wショットは右サイドのギャラリー方向へ。「インパクトで痛すぎて、力が入らない感じでした。手首を返す動きが痛かったので、『これはヤバいな』と思った」と、続くラフからの3Wでのショットも右に曲げた。
今大会は初日から左手首にテーピングを巻いてプレー。右手小指の付け根部分にも痛みを感じ、「66」をマークした初日終了後も「意外と痛かった」と話していた。「このホール(9番)は行けたらいいなと思ってやっていました。後半これではムリだなと思って棄権しました」。クラブハウスに引き上げた時点では、「構える形をしたら痛い」と話すほどだった。
小祝はアマチュア時代の2013年「meijiカップ」でツアー初出場。2018年から昨年8月の「NEC軽井沢72」まで、海外メジャー3大会を含む228試合で続けて欠場しなかった鉄人ぶりで知られている。今季は前週の「明治安田レディス」でシーズン初勝利、7年(6季)連続となる通算12勝目を挙げたばかりだった。
まずは病院で診察を受ける。「とりあえず来週、何とかできたらいいなと思う」と渡英、メジャー出場への意欲を口にした。(福岡県糸島市/桂川洋一)