太ももの間に隙間を作りたい。付け根のぷよぷよが非常に邪魔です。なんとかしたい。パーソナルトレーナー・野本麻紀子先生が、太…
太ももの間に隙間を作りたい。付け根のぷよぷよが非常に邪魔です。なんとかしたい。
パーソナルトレーナー・野本麻紀子先生が、太ももが太く見える原因である“付け根のぷよぷよ”の正体と、撃退する方法をわかりやすく解説しています。
太ももの付け根がぷよぷよする3大原因
太ももの付け根がぷよぷよする、いわゆる「ふともも太り」の3つの原因はこちら。

高カロリーな食事、間食、お酒の多さ、運動不足、睡眠不足…。これらが重なると、体脂肪が太ももの付け根に溜まりやすくなります。
下記にあてはまる人は、脂肪が蓄積しやすくなるので要注意!
夕食の時間が遅い甘いものや揚げ物が多い寝不足・運動不足気味2. むくんでいる「体重は変わってないのに脚がパンパン」という場合、余分な水分や塩分の摂りすぎが原因かもしれません。
下記にあてはまる人は、むくみやすいので要注意!
外食・惣菜・インスタントをよく食べるお風呂はシャワー派冷たい飲み物が好き薄着で過ごしがちストレスが多い3. 外側重心になっている無意識の姿勢のクセが、太もものラインを崩してしまうことも。外側重心だと内ももの筋肉が使われず、ぷよぷよになりやすいです。
下記にあてはまる人は、外側重心なので要注意!
ガニ股で歩く猫背で立つ・座る膝を開いて座ることが多い靴の外側ばかりすり減る外側重心とは?外側重心とは、体の重心が脚の外側に偏っている状態のことを指します。

女性は太ももが太くなりやすい体質!
女性はホルモンの影響で脂肪がつきやすく、年齢によって脂肪がつく場所が変わってきます。
年代脂肪がつきやすい部位20代太もも・下腹部30代太もも・二の腕・ウエスト40代以降お腹まわり太もものぷよぷよを引き締める3ステップ
野本先生によると、太もも痩せに必要なのは次の3つ。
STEP1 正しい歩き方で脂肪燃焼ただのウォーキングでも、フォームを意識するだけで痩せやすくなります。
正しい歩き方のポイント
むくみ対策には、リンパを流すマッサージを習慣に!
リンパを流すマッサージのやり方
1. 足首→ふくらはぎ→膝へと上に向かって流す
2. 膝→太もも→股関節へと手でなで上げる
マッサージと運動の効果を高めるには、日々の習慣の見直しが大事!
1. 体を冷やさない体が冷えていると、血流やリンパの流れが悪くなり、むくみや脂肪の蓄積につながってしまいます。
夏は冷房や冷たい飲み物で、体が冷えがち。お風呂はシャワーで済ませず、湯船にしっかり浸かる習慣をつけましょう。体の内側から温まり、代謝アップにも効果的です。
2. バランスのよい食事をとる1日3食、主食・主菜・副菜がそろった食事を意識することで、脂肪がつきにくい体づくりに役立ちます。
特に意識したいのは、筋肉を育てるたんぱく質や、脂肪の吸収を抑える食物繊維、代謝をサポートするビタミン類など。これらを意識的に摂ることで、太ももの引き締め効果も高まります。
「痩せたいから」と食事を抜いてしまうと、空腹による反動で間食が増えたり、代謝が落ちて逆効果になることもあるので注意しましょう。
3. 食べ方・時間を工夫する食事は内容だけでなく、「食べ方」や「タイミング」も大切です。副菜から食べ始め、主菜、主食の順にゆっくりと時間をかけて食べることで、血糖値の急上昇を防ぎ、太りにくくなります。
また、一口あたり30回ほどよく噛むことを心がけると、満腹感が得られやすく、食べ過ぎを防ぐことにもつながります。
4. 塩分を摂りすぎない塩分の多い食事は、体に余分な水分をため込みやすく、むくみの原因に。インスタント食品や外食、味の濃い惣菜などはなるべく控え、できるだけ自炊を心がけるのが理想です。
出汁や香味野菜、スパイスを活用すると、減塩でも満足感のある味付けに。味噌汁や煮物は「無塩の出汁パック」を使うと手軽に薄味でも美味しく仕上がりますよ。
監修・執筆者プロフィール
matou Tokyo ABM代表パーソナルトレーナー野本 麻紀子
アクティブボディメイク協会理事長
ビューティーボディアドバイザー
リズムボイストレーナー
<Edit:編集部>
※本記事は、mocobe(モコビ)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したものです。