準決勝に臨んだ市船橋は中央学院に10対0と5回コールド勝ちを収めた。 今年の市船橋は県内屈指の戦力を誇るチームと呼ばれて…
準決勝に臨んだ市船橋は中央学院に10対0と5回コールド勝ちを収めた。
今年の市船橋は県内屈指の戦力を誇るチームと呼ばれていた。川崎 耕司投手(3年)、諸岡 杜和投手(2年)、清水 健士朗投手(3年)、島田 侑胡投手(3年)と140キロ超えの投手4人揃え、打線はプロ注目打者・花嶋 大和捕手(3年)、パンチ力のある好打者・大木 陽翔外野手(3年)などミート力の高い打者がずらりと揃っていた。
しかし初戦で光英VERITAS、3回戦で市原中央と、シード校で最もきついブロックに入り、かなり苦戦すると見られていた。予想通り、光英VERITAS戦は2回まで4点先制するも、3回裏に3点を取られる苦しい試合運び。最終的には9対4で勝利したが、点差以上に苦戦した内容だった。3回戦の市原中央戦では、7対2で快勝。この試合も何度もピンチを迎える場面があり、かなりハードな試合だった。
この2試合を乗り越えたことで、潜在能力が引き出されたのか、千葉明徳、西武台千葉、東海大浦安、中央学院と4試合連続コールド勝ちで決勝進出を決めた。
全国の地方大会を見ると、投打ともに戦力が揃ったチームが実力を発揮できずに敗れるチームもあるなか、準決勝までは投打ともに実力を発揮できている。ただ決勝戦では相当な苦戦が予想されるだろう。3年ぶりの甲子園にたどり着くことができるか。
<市船橋の勝ち上がり>
2回戦 9-4 光英VERITAS
3回戦 7-2 市原中央
4回戦 10-2 千葉明徳(8回コールド)
5回戦 12-0 西武台千葉(5回コールド)
準々決勝 8-1 東海大浦安(8回コールド)
準決勝 10-0 中央学院(5回コールド)