全国高校総体(インターハイ)は24日、広島市で総合開会式が開かれたほか、広島県福山市では少林寺拳法の組演武の予選と単独…

 全国高校総体(インターハイ)は24日、広島市で総合開会式が開かれたほか、広島県福山市では少林寺拳法の組演武の予選と単独演武、団体演武の準決勝が行われた。25日は少林寺拳法の決勝のほか、陸上とソフトテニス男子で競技が始まる。

 陸上は、猛暑対策として実施方法や競技時間を変更。トラック種目は、800メートルまでは予選とタイム決勝で争い、1500メートル以上はタイム決勝のみで行う。フィールド種目は予選の試技を2回にするなど変更された。

 注目は、女子800メートルで3連覇を目指す久保凛(大阪・東大阪大敬愛3年)。今月の日本選手権では、自身の持つ日本記録を0秒41更新する1分59秒52で連覇を達成した。26日にタイム決勝が行われる1500メートルにも出場予定で、2冠獲得を見据える。100メートルでは、日本選手権5位の松本真奈(広島・広島皆実3年)の快走に期待がかかる。

 男子110メートル障害では、古賀ジェレミー(東京・東京3年)が連覇を狙う。6月には高校新の13秒45をマークし、日本選手権でも5位に入るなど調子を上げている。走り幅跳びと三段跳びに出場する大森恵偉音(福岡・福岡第一3年)は、三段跳び連覇と2冠に挑む。