(24日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会準々決勝 田辺7―0初芝橋本=7回コールド) ノーシードで1回戦から4…

 (24日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会準々決勝 田辺7―0初芝橋本=7回コールド)

 ノーシードで1回戦から4試合を勝ち上がった田辺。今年は全学年が一丸となる「全員野球」がキーワード。中でも2年生で3番を任された田中大心選手は、今大会通算7割を超す出塁率でチームに貢献している。

 身長164センチと小柄でストライクゾーンが狭い。この日も含め4試合で九つの四死球を選んだ。打率5割と打撃も好調だ。「自分の狙いを貫くことを徹底している」と話す。3年生がチームを引っ張っているが、1年生も出場機会が多い。「真ん中の学年として、上と下のつなぎ役を果たしたい」

 田中格監督の長男。田中監督は「グラウンドでは監督と選手で一線を引いている。あんまり言いたくないが、小柄だけどガッツがある」。一方の田中選手は「練習のミスを『なんであの球振るねん』と自宅で指摘されるのがちょっと」と苦笑する。準決勝は星林戦。「全員で攻め立てるのがチームの持ち味。結果は後からついてくると思って頑張りたい」と声を弾ませた。(白木琢歩)