日本ハム・達孝太の代表リストアップを明言した侍ジャパンの井端監督(C)Getty Images「マイナビオールスターゲー…

日本ハム・達孝太の代表リストアップを明言した侍ジャパンの井端監督(C)Getty Images

「マイナビオールスターゲーム2025」第2戦が7月24日、横浜スタジアムで開催。侍ジャパンの井端弘和監督が、中継局の『テレビ朝日』で解説を務めた。来年3月の第6回WBCに向け、日本ハム4年目右腕・達孝太を代表候補として、リストアップしていることを明かした。

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 まさかのカミングアウトだった。試合序盤にゲスト解説で登場した達の話題になると、7月14日の西武戦(東京ドーム)で初めて投球をチェックしたことを明言。「まず大きいなと思いました。マウンドに上がっている時に」と身長194センチのスケールに圧倒された様子だ。

 その西武戦で達は2安打1失点の完投勝利。侍指揮官は「どこまで言っていいか分からないですけど…もう入ってますよね、ずっと候補には」と告白。投手陣の選定は能見篤史氏、吉見一起氏の両投手コーチに任せているとした上で、「よく聞きます。(達の)名前は」」と強調した。

「今投げているボールが一番大事かなと思います」という井端監督のコメントを、横で聞き入っていた達は「僕がどんだけ行きたいといっても、選ばれるわけじゃない。選んでいただけるように頑張りたい」と意気込んだ。

 達は今季、開幕から6連勝で、防御率1.12をマーク。1軍登板試合は2022年のデビュー以降、ここまでわずか10試合ながら、先発で7勝0敗と自身が持つプロ野球記録を更新中。異例のスピードで成長曲線を駆け上がっていることも注目されている逸材だ。

 初選出を果たしたオールスターは、この日の8回から全パの7番手で登板。阪神・近本光司に右翼ポール直撃の本塁打を浴び、背中をのけぞらせて悔しがった。それでも、同・佐藤輝明を3球三振に仕留める見せ場も作り、2回1失点。全パの10‐7での勝利を締めくくった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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