デニス・シャポバロフ(カナダ)は23日、バーゼルで行われている「スイス・インドア」1回戦。2時間の激戦の末4-6、6-2、7-6(3)とフルセットのタイブレークで杉田祐一(三菱電機)を下し、新設された「ネクストジェネレーション・ATPファイ…

デニス・シャポバロフ(カナダ)は23日、バーゼルで行われている「スイス・インドア」1回戦。2時間の激戦の末4-6、6-2、7-6(3)とフルセットのタイブレークで杉田祐一(三菱電機)を下し、新設された「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」への出場権を手にした。と、ATP公式サイトは報じた。

杉田戦での勝利についてシャポバロフは、「とにかくあきらめず喰らいついた。この勝利を手にできたのは素晴らしい。簡単にいかないことは分かっていたので、途中形勢を立て直し、戦い抜くことができてとてもうれしいよ」と語った。

シャポバロフは、11月7日から11日にかけてミラノで行われる「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」への出場を決めた4人目の選手となった。年の初めにはここまで来られるとは思ってもいなかっただろう。

「とても興奮しているよ。この大会については今年の初めに聞いたんだ。でも今年の出場は無理だと思った。夏にいくつか良い結果を出せたので、良い位置につけることができたんだ。ここ数週間、どうやったら出場できるか、出場するために誰には負けるべきか見極めようとしていた。でも今日の勝利で出場権を得ることができた。とても嬉しいし、とても誇らしい気分だ。ミラノでも良い試合をしたいよ」とシャポバロフは語った。

シャポバロフは3セット目で4-1のリードを許した。しかし18歳の彼はしっかりと形勢を立て直し、日本の強敵・杉田から勝利を勝ち取ったのだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「スイス・インドア」で杉田祐一に勝利したシャポバロフ

(Photo by David Emm/Action Plus via Getty Images)