ファンの間ではWBC日本代表選出への期待が高い日本ハム・北山亘基(C)Getty Images「マイナビオールスターゲー…

ファンの間ではWBC日本代表選出への期待が高い日本ハム・北山亘基(C)Getty Images
「マイナビオールスターゲーム2025」第1戦が7月23日、京セラドーム大阪で開催され、全パが5-1で全セに快勝した。
この試合では球宴初出場だった日本ハム・北山亘基が、全パの4番手として6回から登板。2イニングを打者6人で抑えるパーフェクト投球を見せ、敢闘選手賞(賞金100万円)に輝いた。
【動画】常時150キロ台のストレートが魅力の日本ハム・北山亘基の投球映像をチェック
全20球中、ストレートが17球という強気の勝負が印象的だった。阪神・佐藤輝明に対しては、自己最速タイの157キロを計測した。
シーズン同様か、それ以上のすごみに、ファンも大興奮。「凄さを全国に知らしめた!」「このままいくと普通にWBCの候補だよね」「これはWBC選ばれるでしょ!」「中継ぎならWBC行けるか?」と来年3月に開催されるWBCの日本代表選出を期待する声が集まった。
今季は13登板すべて先発で、6勝3敗、リーグ2位の防御率1.40という安定した成績を残している。4完投と豊富なスタミナも魅力的だ。さらに北山の強みは、2022年のルーキーイヤーに55登板したように、短いイニングでも対応できる点だ。
起用法に幅を持たせられる右腕は、日本代表の首脳陣にとっても頼もしい限り。実際に侍ジャパン初選出となった昨年の「プレミア12」では救援で4試合に登板した。
オールスター第1戦を中継した『テレビ朝日』が、画面下に表示していた選手紹介のテロップでは、31歳とされた右腕は、自身のインスタグラムのストーリーズで「まだ(26)歳です!!!(1999年生まれ)」と突っ込んでいたが、落ち着いた表情とボールのすごみは、若手のそれではない。
自慢の剛速球を武器に、WBCでもその名を連ねることができるか注目したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】【球宴HRダービー】日本ハム清宮幸太郎が“大逆転4連発”で決勝進出「いい展開だったんじゃないですか?」新庄剛志監督もニッコリ
【関連記事】新庄ハムは何がすごいのか 圧巻の「85」、出てきた「怪腕」、複数ポジション制…「チーム全員が同じ方向を向いているのが分かる」
【関連記事】「ダルビッシュみたいな風格」日本ハム21歳右腕の豪胆ヒーローインタビューにファン感服「マジで雰囲気出てきたぞ」