大谷のプロフェッショナルな姿勢を目の当たりにし、驚きを口にしたグラスノー(C)Getty Images 現球界で唯一無二…

大谷のプロフェッショナルな姿勢を目の当たりにし、驚きを口にしたグラスノー(C)Getty Images
現球界で唯一無二の投打二刀流を継続する大谷翔平(ドジャース)。その全てが前人未到の挑戦となる彼の一挙手一投足には、“銀河系軍団”の同僚たちも目を丸くする。
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証言者の一人となったのは、タイラー・グラスノーだ。大谷が加入した23年オフに、ドジャースと5年総額1億3500万ドル(約195億7500万円)の巨額契約を交わしていた怪腕は、米野球専門YouTubeチャンネル『Foul Territory』に出演。いわば“同期”である日本人スターに対する想いを明かした。
これまでも大谷を「本当に偉大な選手」と称賛してきたグラスノーは、「一番印象に残っていること」として、7月12日(現地時間)のジャイアンツ戦で先発登板した際のエピソードを明かした。
「その日のショウヘイはすごいピッチングをしていたんだ。球速100マイルは軽く出ていて、三振もめちゃくちゃ取って、相手は全然手が出てなかった。だから僕は試合後に『よお、ナイスピッチングだったな!』って声をかけたんだ。そしたら彼は『いや、打てなかったから全然ダメだ』って返してきたんだよ。その日は4打席でノーヒットで、2三振していたんだ」
投手として「最高の仕事」をやってのけてもなお満足はしない。その異端な考え方に目を丸くするグラスノーは、「彼は自分に課してる基準の高さが半端じゃないんだ」と強調。「普通、何イニングか投げて、打席にも立つなんて、めちゃくちゃ大変なことだからね。でも、彼は自分に求めるレベルの高さが異常なんだ。ピッチングとバッティングの両方が完璧じゃないと納得はしない」と苦笑いをしながら脱帽した。
球界屈指の剛腕投手であるグラスノーをして「凄い」と言わしめる大谷。毎年のようにMVP争いを繰り広げる偉才の野球観は、周囲の人々を驚かせ続けている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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