(23日、第107回全国高校野球選手権徳島大会2回戦 川島14―13城北) 城北は打って活路を見いだすチームだ。すごい…

 (23日、第107回全国高校野球選手権徳島大会2回戦 川島14―13城北)

 城北は打って活路を見いだすチームだ。すごい選手がいるわけでもない。ならば、打つ野球で楽しもうと、日々の練習を丸々、打撃だけに費やすことも。打撃力は向上し、今春ごろからは結果も出るようになった。

 試合前、鎌田智仁監督は「7、8点の勝負になる。打って勝とう」と選手たちに言い聞かせた。

 3番打者の田阪荘太選手(3年)は6打数4安打。五回には満塁から走者一掃の適時二塁打も放った。「相手投手の変化球が甘く入って来るところを狙っていた」。9番打者の梶本稜太選手(2年)は5打数5安打。「つなぎ役に徹して上位打線に回そうと思った」

 試合は両チーム合わせて37安打と、想定を超える乱打戦となった。敗れたとはいえ、安打数では20安打と相手を上回った。打ち勝つイメージで練習してきた通りの試合運びはできたが、あと一歩届かなかった。

 一時、点差も開いたが、「あきらめずに(一度は)追いついた。選手たちの取り返す力に感動しました。最後も惜しかった」。鎌田監督はそう言って選手たちをたたえた。(鈴木史)