3年連続夏の甲子園を目指す神村学園。24日、鹿児島大会準決勝・樟南との一戦に登場したが、延長12回タイブレークの末に6対…

3年連続夏の甲子園を目指す神村学園。24日、鹿児島大会準決勝・樟南との一戦に登場したが、延長12回タイブレークの末に6対5でサヨナラ勝ちを飾った。

 試合は先発したエース・早瀬 朔が3回に適時打を打たれて2点を失う展開。4回に1点を返すと、8回には二死満塁で押し出しの四球で同点。試合を振り出しに戻して延長タイブレークに突入。その後、互いに得点を奪い合って5対5で迎えた12回、樟南の攻撃を0点に抑えると、直後の攻撃で無死満塁を作り、最後は梶山 侑孜が押し出しの四球を選んで、6対5とした。

 神村学園は2年連続で夏の甲子園ベスト4進出を果たしており、今年も早瀬、今岡 拓夢という注目選手たちを中心に春の九州大会では優勝。強敵・樟南の一戦では土俵際まで追い詰められられたが、土壇場で九州王者の力を見せつけて、3年連続夏の甲子園へ王手をかけた。