<大相撲七月場所>◇十一日目◇23日◇愛知・名古屋 IGアリーナ【映像】元人気力士の激やせぶり「ビフォーアフター」 早く…
<大相撲七月場所>◇十一日目◇23日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
早くして惜しまれながら現役を退いた元幕内の人気力士が"激やせ"した姿で解説席に登場。爽やかな笑顔が印象的な近影に「別人すぎる」「えっ、めっちゃ痩せてる」「超イケメン」「面影ないw」など驚きの反響が相次いだ。一方、現役引退後の活動を経て、現役力士の体への気遣いの言葉に「素敵な考え方」など共感の声も寄せられた。
熱戦が続く大相撲七月場所の十一日目、ABEMA実況を務めたのは元NHK大相撲中継の実況でお馴染みの藤井康生アナウンサー。その相棒として解説を務めたのが、激やせぶりが話題になっている元前頭・豊山の小柳亮太。
令和4年(2022年)十一月場所をもって29歳の若さで"電撃引退"した元豊山は、引退後わずか1年で現役時代の188キロから115キロまで73キロの大減量。昨年は本名・小柳亮太名義で俳優としても活動するなど引退後も多方面で活躍している。
「どんどんスリムになられて」
冒頭、藤井アナが減量した現在の姿に触れると「そうですね。今は105キロです」と115キロからさらに絞ったことを明かす。藤井アナは「かなり絞ってきましたね。あんな大きな豊山さんが105キロまで絞ったということです」と驚いた。
そして前頭九枚目・宇良(木瀬)が新入幕の前頭十四枚目・藤ノ川(伊勢ノ海)を押し出して7勝目を挙げた一番では、立ち合い前にこんなやりとりも…。
「(現役中は)痛くないところがなかったので…だから、みんなどこかしら痛いところをもって土俵に上がってるんですけど、ただそれを美学にしてはいけない。(現役の力士にも)体を大事にして欲しいですし、(相撲を)辞めた後の人生の方が長いですからね。それを考えながらトレーニングとか、自分の弱いところを見つめ直すというのは大事」
そんな元豊山の発言に対して藤井アナが「豊山さんは、残念ながら引退は早かったですけど、その後、身体を絞って、マラソンやハーフマラソンに挑戦して、東京マラソンも走りましたし(2024年に5時間31分53秒で完走)大変なチャレンジだと思います」とコメント。
これを受けて元豊山は「体を動かすというのはやめたくなかった。そういうときに走るというのを教えてもらって僕の場合はできた。身体を動かすのが好きなんだなと改めて思いました。楽しんでね。完全に趣味の範囲です」と謙遜しながら続けた。
自身の現役中、現役後の経験を経て現役力士の体に対する気遣いや、その後の人生についての考え方を静かに優しい口調で述べた豊山に対して、ファンからは「とはいえ100キロでマラソンはスゴイ」「素敵な考え方」「第二の人生の方が長いもんな」といった驚きや感嘆、共感の声が寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)