(23日、第107回全国高校野球選手権鳥取大会準々決勝 鳥取城北5―1倉吉東) 相手は昨夏の覇者で、県内屈指の強豪校。試…
(23日、第107回全国高校野球選手権鳥取大会準々決勝 鳥取城北5―1倉吉東)
相手は昨夏の覇者で、県内屈指の強豪校。試合前、倉吉東の屋内(やうち)銀太主将(3年)はチームメートを鼓舞した。「相手は強いけど同じ高校生。チャンスは絶対来るんで、そこをつかもう」
その言葉通り、チームは三回裏、敵失と送りバントで好機を作り、1番宮川宗悟選手(3年)の適時打で1点をもぎ取った。
しかし、着々と加点する相手に対し、味方打線は相手投手の140キロ台の速球や外角に落ちる変化球を打ちあぐね、追加点を奪えなかった。
試合後、応援の保護者らを前に整列し、よく通る声で、「正直なところ、まだ明日もあるという気持ち。全然(終わったという)実感がなくて」「最後まで応援して下さり、ありがとうございました」とあいさつ。
この2年半は、「やっている間は長かったけど、終わってみたら一瞬でした」。主将としてチームをまとめるのに苦労した時期もあった。日誌を毎日つけて部員の思いや意見を集約。山崎壮太郎監督と何度も話し合った。「1人じゃ何もできなくて、多くの人に助けてもらった」
いまの2年生は自分たちより力が上だと感じている。「来年は絶対に勝てる。仲間を大切にして、仲間を信じて(野球を)やって欲しい」と、エールを送った。(奥平真也)