ホームランダービー決勝進出を果たした日本ハム・清宮幸(C)産経新聞社「マイナビオールスターゲーム2025」第1戦が7月2…

ホームランダービー決勝進出を果たした日本ハム・清宮幸(C)産経新聞社

「マイナビオールスターゲーム2025」第1戦が7月23日、京セラドーム大阪で開催され、試合前には恒例のホームランダービーが行われた。日本ハム・清宮幸太郎が阪神勢に連勝。24日の決勝戦(横浜)進出を果たした。

【動画】残り40秒から大逆転!日本ハム・清宮幸の4連発をチェック

 阪神・森下翔太との1回戦を2-1で下した清宮幸は、続く準決勝でスラッガーとしての真価を発揮した。先攻

 圧巻は持ち時間2分のうち、残り40秒を切ってから。何かをつかんだかのように、4球連続で右翼席に運び、7-6と大逆転。前半戦両リーグ最多の25本塁打で“本命”と目されていた佐藤輝から「ナイスバッティング!」とねぎらわれると、「ありがとうございます!」と声を弾ませ、健闘を称え合うようにハグを交わした。

 全パのベンチも大盛り上がりだ。同僚のフランミル・レイエスは両手でガッツポーズを作り、球宴ではコーチを務める新庄剛志監督もニッコリ。ホームランダービーを中継した『BS朝日』の“ヒーローインタビュー”を受けた清宮幸は「こんなに打てるとは思わなかった。オールスター休みを返上して、打撃投手を務めてくれた高市(俊)さんがいい球を投げてくれたので、打てました。大逆転?いい展開だったんじゃないですか」と笑顔で振り返った。

 今季は8本塁打ながら、早実時代は高校通算111本塁打を放った実績を持つ。当時を思い出したファンも多く、SNS上では「これは早実の和製大砲」「これは早実時代の清宮」といった書き込みが相次いだ。

 プロ8年目。26歳となった清宮幸は、24日の決勝に向けて「明日しか来れない人もたくさんいると思うので、今日みたいなホームランを打てれば」と殊勝に話していた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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