第107回全国高校野球選手権埼玉大会の準々決勝「西武台―山村学園」が、珍客の登場で約5分間中断した。 JR大宮駅から直…
第107回全国高校野球選手権埼玉大会の準々決勝「西武台―山村学園」が、珍客の登場で約5分間中断した。
JR大宮駅から直線で2キロ余りのレジスタ大宮(さいたま市大宮区)で23日にあった、この試合。一回表、山村学園の攻撃中にハプニングは起きた。
高野連によると、体長50~60センチのハクビシンとみられる小動物が一塁側ベンチ側からマウンドに向かって歩き始めた。
「登板」するとも思われたが、マウンドは通過。二塁ベースの辺りで球場スタッフが捕獲した。
小動物は、尻尾のあたりにけがをしており、市役所に連絡して引き取ってもらうという。
中断の時、打席に立っていた山村学園の畠山明祈選手(2年)は、「2ストライクの場面だったので、(小動物に)ちょうど良い間をもらった」と話した。山村学園はこの試合で初回から2得点を挙げ、七回コールドで快勝して準決勝に進んだ。(折井茉瑚)