体操女子 川上紗輝 埼玉・ふじみ野3年   昨年の全国高校総体で個人、団体ともに優勝を果たし、今春は世界選手権(10月、…

体操女子 川上紗輝 埼玉・ふじみ野3年  

 昨年の全国高校総体で個人、団体ともに優勝を果たし、今春は世界選手権(10月、ジャカルタ)の代表入りに迫った。今大会は昨年は不在だったパリ五輪代表の岸里奈(埼玉・クラーク記念国際)が出場を予定。レベルの高い優勝争いに注目が集まる。

 昨春の全日本個人総合選手権は11位。「平均台でミスがあった。練習ではあまりないのに、なんでなのか」と課題を残した。手を上げて実戦想定であることを明確にして演技に臨んだり、採点してもらったりして、より本番を意識して練習に取り組んだ。

 成果は今年4月の全日本4位という結果で表れた。一方、5月のNHK杯では演技構成の難度を示すD得点を取りきれない場面もあり、5位に後退。日本体操協会の規定で結果的にNHK杯の上位4人がつかんだ世界切符を逃した。NHK杯では岸らパリ五輪代表と同じ班で演技。「自分もちゃんとやらなきゃと緊張した」というが、段違い平行棒で13・500の高得点を出して持ち味を発揮した。

 埼玉予選の団体は、2年前の全国総体覇者となった岸を擁するクラーク記念国際に敗れ、今大会は個人のみの出場。手応えも課題も感じた春先の大会を経て、「大きなミスはなかった。自信を持っていけばいい」と決意を新たにする。(大舘司)