パ・リーグ首位を走る日本ハムのドラフト1位ルーキー・柴田 獅子(福岡大大濠)が7月26日に一軍で先発デビューすることが発…
パ・リーグ首位を走る日本ハムのドラフト1位ルーキー・柴田 獅子(福岡大大濠)が7月26日に一軍で先発デビューすることが発表された。一軍が好調な時期に高卒ルーキーを一軍デビューさせることに意味があると新庄監督は話す。
一方でセ・リーグの首位を独走する阪神にも、一軍デビューが待たれる高卒ルーキーがいる。ドラフト2位入団の今朝丸 裕喜(報徳学園)だ。
今年はファームで短いイニングからスタートし、徐々に投球イニング数を伸ばすと、6月29日の中日戦では7回11奪三振無四球1失点の快投を見せた。ここまで8試合、4勝0敗、奪三振率5.90、防御率2.17の好成績を残している。
『高校野球ドットコム』では、高校2年時から今朝丸を取り上げてきた。高校3年夏まではカーブとスライダーの組み立てが中心であったが、高校日本代表時に新たにフォークを習得するなど、着実にレベルアップを見せていた。プロ入り後も体重が増加するなど、さらなる進化を示している。また、ドラフト時の取材では、「2、3年目から一軍でしっかり活躍できる投手になりたい」と意気込んでいた。
2、3年目から活躍するには、1年目で一軍の舞台を経験することも重要だ。高卒1年目の選手は二軍で土台を作ることが優先されるが、阪神では高卒新人でも一軍デビューするケースが多くある。2023年にはリーグ優勝決定後に当時1年目の門別 啓人(東海大札幌)が一軍デビュー。その前年には森木 大智(高知)が高卒1年目の8月に一軍の先発マウンドに上がっている。
阪神・今朝丸の一軍デビューはいつになるのか、今後の活躍に期待したい。