＜2025年全国高等学校野球選手権千葉大会：市船橋　東海大浦安◇23日◇準々決勝◇千葉総合スポーツセンター野球場　23日…

＜2025年全国高等学校野球選手権千葉大会：市船橋　東海大浦安◇23日◇準々決勝◇千葉総合スポーツセンター野球場

　23日、千葉準々決勝が行われ、3年ぶり出場を目指す市船橋は8回コールド勝ちで3年連続のベスト4進出を決めた。

　1回表、1点を失ったが、3回裏にチャンスを作り、満塁のチャンスから4番清水公輔内野手（3年）の2点適時打で逆転すると5番松原若嗣内野手（3年）の適時打で3対1、さらにスクイズで4対1と点差を広げた。

　さらに6回裏には、2番小島 直大外野手（3年）の適時打で貴重な追加点を入れ、5対1とした。

　市船橋は右サイドの島田 侑胡投手（3年）が6回1失点の好投を見せ、そして7回から川崎 耕司投手（3年）がつないで、8回裏、二死満塁のチャンスからドラフト候補・花嶋 大和捕手（3年）が右中間を破る適時三塁打を放ち、8対1として、8回コールド勝ちを決めた。

　今年の市船橋は、光英VERITAS、市原中央、千葉明徳、西武台千葉、東海大浦安と強豪が揃ったブロックを勝ち上がった。そのうち、3試合はコールド勝ちと圧倒的な強さを見せている。それでも海上雄大監督は「点差が離れていても全く安心できないですね。それだけ強い相手との試合が続きました。選手たちに伝えているのは、どんな点差になっても最後まで集中力を切らさないこと。これまでの試合経験からだんだんできているかなと思います」と選手たちの精神的な成長を称えた。

　準決勝の相手は中央学院。5回戦では専大松戸に完封勝利した強豪である。選手たちは挑戦者のつもりで立ち向かう。