(22日、第107回全国高校野球選手権徳島大会2回戦 徳島商1―0城東) 城東は徳島商を相手に互角の戦いを繰り広げたが…

 (22日、第107回全国高校野球選手権徳島大会2回戦 徳島商1―0城東)

 城東は徳島商を相手に互角の戦いを繰り広げたが、最後の最後で無念の幕切れとなった。

 九回裏2死二塁。7回途中からマウンドを任された藤倉和人投手(3年)は打者を2ストライクに追い込み、空振りをさせたが、捕手をすり抜けた球はバックネットの方へ転がった。その間、二塁走者が一気にホームにかえってサヨナラ負け。記録は、三振振り逃げと暴投だった。

 試合後、藤倉投手は学校関係者などを前にあいさつし、「みんながつないでくれた場面、最後がこういう形になってしまって悔しい」と絞り出すように語った。(鈴木史)