「世界水泳」のメインキャスターを務める松岡修造氏(C)Getty Images シンガポールで開催中の水泳の世界選手権は…

「世界水泳」のメインキャスターを務める松岡修造氏(C)Getty Images
シンガポールで開催中の水泳の世界選手権は、7月27日から競泳が始まる。それに先立って、“応援団長”がまさかの懺悔だ。
「世界水泳」のメインキャスターを務める、元プロテニスプレーヤーの松岡修造氏が7月23日までに自身のインスタグラムを更新。7月21日に都内で行われた競泳日本代表の壮行会に出席したことを報告するとともに、長きに渡る誤解をカミングアウトした。
【写真】「世界水泳」の壮行会を盛り上げる松岡修造氏をチェック
「突然ですが、2001年から「世界水泳」を応援させていただいている者として、謝らなければならないことがあります」と切り出すと、「そして輝くウルトラソウル!ハイッ!正直に言います。僕は、ずっと「ハイ!」を「ヘイ!」だと思っていました」と打ち明けた。
「B’zの皆さま、そして2001年から世界水泳を応援してきたすべての皆さま!申し訳ありませんでした!ハイ!!」
日本を代表するロックユニット「B’z」が2001年3月14日にリリースした「ultra soul」は、初出場だった昨年の紅白歌合戦でも披露され、話題をさらった。「世界水泳福岡2001」の大会公式テーマソングで、同大会からキャスターを務める松岡氏にとっても、馴染みのある曲だった。
「ウルトラソウルは、まさに魂の神曲」と強調した上で、「テレビ朝日「世界水泳シンガポール2025」 六本木ヒルズアリーナで行われた競泳日本代表選手の壮行会では、選手が登場する前にお客さんと心を一つに、みんなで「ハイ!」練習。ウルトラバッチリ!ハイッ!」とイベントを大いに盛り上げた様子だ。
世界水泳はオープンウォータースイミングにおいて、梶本一花が女子5キロで銅メダル、女子3キロノックアウトスプリントでは金メダルを獲得。また、アーティスティックスイミングのチーム・フリールーティンが銀メダルに輝いたことにも触れ、「若き日本勢が大躍進中です」とつづった。
壮行会には主将を務める池江璃花子ら、8選手が登場した。
「ここから始まる新たな競泳ニッポン。まさに新時代。今までの苦しみを、本番ではすべて力に変えて、思いっきり自分を出し切ってほしい。ハイッ!」
「僕もいざシンガポールへ!現地から選手たちの熱い戦いを全力で伝えます。ハイッ!」
「さぁ、皆さんも一緒に…叫ぼう!届けよう!応援しよう!そして輝くウルトラソウル!!ハイーーーッ!!」
57歳の熱血漢は、25年間の勘違いを振り払うように、「ハイッ!」を連発。文面からも最高潮のテンションが伝わってきた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】ドーピング容認大会出場選手の資格停止は「停滞」 世界水泳連盟の処分に主催者が異論「脅迫に頼るようになった」
【関連記事】「海はちょっと苦手だけど…」ベッツ、グラスノー、エドマン、ドジャースナインが寒中水泳を敢行のなぜ? 「これこそ、チームだ」
【関連記事】「より好ましい割合で出塁できれば…」ベッツが“スランプ”から脱するための計画 大谷翔平は2番で「何の問題もなかった」