(22日、第107回全国高校野球選手権千葉大会5回戦 中央学院5―0専大松戸) 「甘く入ったスライダー。完璧に捉えられた…
(22日、第107回全国高校野球選手権千葉大会5回戦 中央学院5―0専大松戸)
「甘く入ったスライダー。完璧に捉えられた」
専大松戸の捕手、森岡大和(3年)は試合後、冷静に振り返った。初回、中央学院の4番打者で主将の佐藤佑人(同)に左翼席に3ランを放り込まれた。
緻密(ちみつ)さが伝統のチームには珍しく、サイン違いの暴投など、守りも乱れて失点を重ねた。森岡は「防げた点が多かった。自分の責任」。だが、主将の山本誠翔(同)は「森岡のリードには信頼を置いている」とかばった。
専大松戸は春の県王者で、中央学院も3回戦で8―5と破った。関東大会では、選抜優勝の横浜の公式戦連勝を27で止めたことで、今大会の有力な優勝候補と目された。
この日の誤算は強みのはずの打撃。春は打てた三宅遼真(同)に1安打に抑え込まれた。三宅の球速は春大会後にアップし、最速145キロ。選手らは「浮き上がって見えた」。歴戦の持丸修一監督は「打てず守れず。負ける時は、こんなもの」。
森岡の父は部長の健太郎。当初は父のいる学校への進学は反対された。でも「5歳ごろから専松のユニホームだけを見てきた」。入部したら監督にも部長にも分け隔てなく接してもらった。「それで成長できた。高校野球に悔いはない」。大学野球での更なる成長を誓った。=県SC(小林誠一)