世界最高レベルの“美足技”でメダルを獲得した。「世界水泳シンガポール2025」が7月20日に行われ、アーティスティック…

世界最高レベルの“美足技”でメダルを獲得した。「世界水泳シンガポール2025」が7月20日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)チームフリー決勝に臨んだ日本代表が334.7232点で銀メダルに輝いた。同・銅メダルのスペインは力強い足技で魅了。最難度のハイブリッドで、観客からは大歓声が沸き起こっていた。
予選では芸術点で王者・中国を上回る高得点を叩き出していたスペイン。決勝の舞台では「狂気」を意味する「ロクーラ」をテーマに、妖艶な演技を見せつけた。
最も観客の目を引いたのは、序盤のハイブリッドだ。難度は13.95と全チーム全ハイブリッドの中で一番難しい足技を用意。潜水時間25秒間と強度の高さはもちろん、8人の息の合った迫力の演技で独創性を表現していた。

新たなルールの中でも、「最も記憶に残るルーティーンをすることが目標」と語るチーム・スペイン。今シーズン前半は難度を上げず、自由演技のときの採点基準の一つのアーティスティック・インプレッションと合計8つの技の合計点のエクスキューションで勝負をしてきたが、さらに点数を伸ばすために高い難度のプログラムへチャレンジした。
後半の足技でわずかにミスが出たが、321.1328点で日本代表に次ぐ銅メダルを獲得。堂々たる演技で記憶に残る演技を見せつけた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)