リチャードは値千金3ランでチームを盛り立てた(C)産経新聞社 巨人は7月21日の阪神戦(東京ドーム)に6ー5のサヨナラ勝…

リチャードは値千金3ランでチームを盛り立てた(C)産経新聞社

 巨人は7月21日の阪神戦(東京ドーム)に6ー5のサヨナラ勝ち。前半戦最終の試合で首位阪神に意地を見せた。

 大きかったのはロマン砲の一発だ。 

 「7番・三塁」で先発した砂川リチャードは2-5の7回一死一、三塁。カウント2-2から相手2番手ニック・ネルソンの低めチェンジアップを拾うと打球はぐんぐんと伸びて、左中間スタンドへ飛び込む。

【動画】この一発が見たかった!リチャードの豪快アーチシーン

 値千金の同点3ランを放つと、ダイヤモンドを1周しながら、拳を突き上げた。

 苦しい時間も長かった。秋広優人、大江竜聖との交換トレードでソフトバンクから5月12日にチームに加入。合流直後の広島戦(マツダ)でアーチをかけたものの、その後は不振に悩まされ、ファーム調整。

 前日も6回に代打で出場したものの、追い込まれてからのストレートに手が出なかった。

 迎えたカード3戦目、それでも阿部慎之助監督は長打力に賭け、6月12日ソフトバンク戦以来のスタメン起用。首脳陣の期待に応え、豪快にアーチをかけた。

 元から「当たれば飛ぶ」といわれる規格外のパワーが持ち味。この打席もネルソンの変化球に大きく体勢を崩されながらも左中間中段に運んだとあって、ファンの間からもXなどのSNS上で「なぜ、あんな崩されてスタンドに入るんだ!」「なんでこれが入る?」「パワーすごすぎ」「やっぱり、夢あるな」と驚愕のパワーに反応が高まっている。

 リチャードの一発で同点に追いつき、9回は阪神ドラフト1位左腕の伊原陵人から、みんなでつなぎ、二死満塁の場面で出た吉川尚輝が中前にサヨナラ打を放った。

 阿部監督も勝利監督インタビューで打線の粘りを認めながら「リチャードのホームランがとても大きかったんじゃないか」と評価。目をかけてきたロマン砲の一発を喜んだ。

 前半戦は42勝44敗、借金「2」のリーグ3位で終了。巻き返しを期す、後半戦への起爆剤となるか。引き続き、存在が注目を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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