(21日、第107回全国高校野球選手権鹿児島大会準々決勝 加治木0―9神村学園・七回コールド) 加治木の2番打者、前(す…

(21日、第107回全国高校野球選手権鹿児島大会準々決勝 加治木0―9神村学園・七回コールド)

 加治木の2番打者、前(すすめ)和真選手(3年)が、第1シードの神村学園の投手陣から2安打を放って気を吐いた。

 「投手のレベルが高く、甘い球はそう来ない。積極的に振っていこう」と試合前から決めていた。一回1死の第1打席、2球目の直球が甘めに入ったのを見逃さず、中前にはじき返した。四回の第2打席では、迷わず初球からバットを振り抜き、詰まりながらも左前安打を放った。

 3年生が抜けた昨秋以降の新チームでは、思うように勝てないことも。ミーティングを開いて、課題を話し合った。自分が3年生になったこの夏は第8シードとして臨み、目標であるベスト8まで勝ち上がった。

 この日は全校応援もあり、スタンドからも力をもらった。大会3連覇を目指す強豪の壁は厚く、試合は七回コールド負け。「甲子園に行けなかったのは悔しいが、できることはやりきった」と前を向いた。(井潟克弘)