<2025年全国高等学校野球選手権茨城大会:水戸啓明7-0水城>◇21日◇4回戦◇ノーブルホームスタジアム水戸 水戸啓明…
<2025年全国高等学校野球選手権茨城大会:水戸啓明7-0水城>◇21日◇4回戦◇ノーブルホームスタジアム水戸
水戸啓明の146キロ右腕・中山 優人投手は21日、水城との4回戦で完全試合を達成した。同大会では47年ぶりとなった。
最後まで乱れない投球だった。この日、最速145キロの速球、120キロ後半のスプリット、120キロ前半のスライダーとのコンビネーションで強打の水城打線を封じ込む。水戸啓明の春田剛監督は「水城さんの打線はかなり振れるので、中山も打たれると想定して、今日は打ち合いを制するぞと話していたのですが、それ以上に中山のストレートの勢いが素晴らしかったですね」と称えた。
スコアボードは0が刻まれ、1人も走者が出ていないことに水戸啓明ベンチは異様な雰囲気になっていて、なるべく完全試合、ノーヒットノーランは口に出さないようにしていた。そして9回裏、連続三振に打ち取り、14奪三振目。最後の打者は際どいニゴロ。アウトになり、見事に快挙を達成した。
中山は「アウトの瞬間よりも、整列して、スコアボードを見て、完全試合を実感しました」と振り返る。
水城戦に備えて、準備をしてきた。この試合はNPB11球団のスカウトも集結する中での快投。大きなアピールになっただろう。
次は強豪・藤代との対戦だが、「水城の分まで勝つ。立ち上がりに気をつけたい」と語った中山は甲子園出場へ向けて快投を続けるつもりだ。