(20日、第107回全国高校野球選手権宮城大会3回戦 利府5―0大崎中央) 「先輩たちを楽にしたい」。大崎中央で1番を…
(20日、第107回全国高校野球選手権宮城大会3回戦 利府5―0大崎中央)
「先輩たちを楽にしたい」。大崎中央で1番を背負う中條啓矢投手(2年)は、五回無死三塁の場面で継投のマウンドに立った。犠飛で3点目を取られるも、最速145キロを誇る直球を駆使し、この回は1点に抑えた。
この夏は「1試合でも長く戦うために」と、肉体改造に取り組んできた。体重を絞り、筋力を向上させることで球威が増した。
この日は、終盤にさらに2点を取られたが、ピンチの場面でも気迫のこもった投球を見せた。ただ、味方打線の援護に恵まれなかった。
「点取れなくてごめんな」。試合後、すぐに声かけしてくれた先輩たちに恩返しするためにも「来年の夏は甲子園」。悔し涙の残る目で誓った。(三村悠)