(20日、第107回全国高校野球選手権京都大会4回戦 京都外大西7―6龍谷大平安) 2時間45分の熱戦を制したのは京都…

 (20日、第107回全国高校野球選手権京都大会4回戦 京都外大西7―6龍谷大平安)

 2時間45分の熱戦を制したのは京都外大西だった。

 相手は、春夏合わせて全国最多76度の甲子園出場数を誇る龍谷大平安。試合は両チームで計27安打を放ち、逆転に次ぐ逆転の接戦となった。

 6―6で迎えた九回1死二、三塁。京都外大西の6番・中辻秀太(3年)は、打席に入る前からスクイズが頭にあった。

 2球目にサインが出ると、「今までにないくらい緊張した」。外角のボール球に対して、最後は片手一本で食らいついた。スクイズを成功させ、決勝点を奪った。

 終盤まで白熱した展開が続き、体力と精神的な疲労もあったはずだが、中辻は「いっぱい練習してきたので、体力には一番自信がある」と胸を張った。

 当時2年の中辻らが出場した昨春の選抜大会は初戦敗退を喫し、昨夏は京都大会決勝で京都国際に敗れた。この日の試合前は上羽功晃監督から「3年の意地を見せろ」と言われ、中辻も「もう一度(甲子園に)戻って野球がしたい」と執念を見せた。

 京都外大西は、第87回全国選手権大会(2005年)で準優勝し、第89回(07年)、第92回(10年)と出場したが、その後は甲子園から遠ざかっている。

 15年ぶりの全国選手権に向け、勢いがつきそうな1勝だ。=わかさ京都(室田賢)