レッドソックス打線を圧倒した今永(C)Getty Images 日本の鉄腕が異彩を放っている。 現地時間7月19日、カブ…

レッドソックス打線を圧倒した今永(C)Getty Images

 日本の鉄腕が異彩を放っている。

 現地時間7月19日、カブスの今永昇太は、本拠地でのレッドソックス戦に先発登板。7回(96球)を投げ、被安打5、5奪三振、無失点と好投。6-0で勝利したチームに貢献し、今季7勝目(3敗)を挙げた。

【動画】魔球化する「スプリット」 今永昇太の圧巻奪三振シーン

 初回と2回にいずれも得点圏に走者を許す苦しい立ち上がりとなった今永だが、これを無失点で切り抜けると、そこからレッドソックス打線を寄せ付けなかった。低めにストンと落ちるスプリットと大きく横曲がりしたスライダーを軸に、3回から6回まではなんとノーヒットピッチング。2死一、三塁のピンチを招いた7回も後続を1球で二飛に仕留めてスコアボードにゼロを刻んだ。

 ヤンキースとの前回登板でも7回1失点と好投した左腕は、これで2試合連続でのHQS(先発投手が7イニング以上を投げ、自責点を2点以内に抑えること)を達成。先発としてこれ以上にない仕事をやってのけている。

 まさしくエースとしての存在感を示す31歳には、地元メディアも脱帽しっぱなしだ。地元紙『Chicago Sun Times』は「カブスはトレード期限までに先発投手を必要としているが、すでに“エース”はいる」と今永の価値を強調。さらに「どれだけ対策をしようとそれは意味をなさない。レッドソックスもイマナガに対してほとんど何もできなかった」と相手打線の研究を凌駕する日本人左腕を絶賛した。

 今永を称えるのはメディアだけではない。マウンドで躍動する姿を間近で目の当たりにするチームメイトも同様だ。マイケル・ブッシュは、「イマナガの存在こそが、カブスが優勝候補である理由だ」と強調する『Chicago Sun Times』で、次のように力説している。

「イマナガは世界最高の投手の一人だ。どんな試合でも彼をマウンドに上げれば、必ず勝てるチャンスが来る」

 相手が誰であろうと勝つチャンスをもたらす――。チームメイトにそこまでの信頼を寄せられる今永のパフォーマンスは、ただただ圧巻である。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】大不振の原因は2番固定? ベッツが漏らしていた大谷翔平への“本音”「ショウヘイがあっさりとアウトになると『マジかよ』って…」

【関連記事】米表彰式で大谷翔平が受けた“水原一平いじり”に反感止まず 主催したESPNに非難の声も「陳腐な発言ばかり。本当に最低」

【関連記事】失投を逃さずに粉砕! “史上初の特大弾”も刻んだ大谷翔平の後半戦初アーチに米震撼「どんだけボールを飛ばすんだ」