<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:横浜4-0藤嶺藤沢>◇20日◇5回戦◇横浜スタジアム 藤嶺藤沢が横浜に0対…

<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:横浜4-0藤嶺藤沢>◇20日◇5回戦◇横浜スタジアム

 藤嶺藤沢が横浜に0対4で破れた。菊地 幹監督は、「守備が硬かった。ミスが出ていれば違った展開になった所で、いいプレーが出るのがさすが横浜だなと感じた」と振り返った。

 チームはこの2年間、フィジカル強化を掲げ、県内トップの高校を標準にレベルアップを図った。今年に入ってからは今春の神奈川大会で東海大相模とタイブレークにもつれこむ死闘を演じ、夏も4回戦までの3試合全てで2桁得点と着実に成果を挙げていた。

 自信を持って迎えた横浜との一戦、結果としては織田 翔希投手(2年)の前に1安打と苦しめられた。それでも主将の内海 颯太内野手(3年)は「速い真っすぐをどうにかして打ち返そうとした中で、いいスイングはできていた」と納得の表情を浮かべた。

 フィジカル強化に舵を切ったことで、身体面な成長以外にも効果が現れた。特に皆が口を揃えるのは精神面での成長だ。菊池監督も「一番変化したのは気持ちの面だと思う」と話し、「これだけトレーニングを積み、体も大きくなってバットも振れるようになってきた。今まではいい投手が来たらバットが出なかったところで、今日も空振りOKで振っていくことができた」と、センバツ王者との対戦で、より効果を実感している。

 最後まで収穫を得る夏となり、新チームも上位進出を予感させる戦いだった。主将の内海は「春に東海大相模、夏に横浜と戦って強豪校の組織的な面も感じることができた。ウエイトで得た良さも活かしながら、細かい部分を見つめ直していければ、本当に負けないチームになると思う」と激戦区・神奈川で勝ち抜く夢を後輩に託した。