(20日、第107回全国高校野球選手権愛媛大会2回戦、今治北大三島・今治東2―9内子、七回コールド) 今治北大三島・今…
(20日、第107回全国高校野球選手権愛媛大会2回戦、今治北大三島・今治東2―9内子、七回コールド)
今治北大三島・今治東の連合チームのうち、今治北高大三島分校は来春に今治西高伯方分校と統合され、「しまなみ高校」になる。この日、応援席では、消えゆく「大三島」の校名を染め抜いた黒いタオル100枚が打ち振られた。
ユニホームのアンダーシャツの色にちなんだタオルは、県境を越えた監督のつながりで用意された。大三島分校の小川慶也監督(31)は数年前、三重の紀南高校の上東(じょうとう)亮介監督(30)と監督同士の勉強会で知り合いになった。紀南高校は今春に木本高校と統合し、今年の三重大会に紀南・熊野青藍として出場。同大会のスタンドで、特産のミカンにちなんだオレンジ色のタオルが振られた。
大三島分校と紀南高校が同じような境遇のため、上東監督はタオル購入費の手助けを小川監督に申し出た。
今治北大三島・今治東は五回表に2点を返して一時は1点差に迫ったものの流れに乗れず7回コールド負け。大三島分校の花沢柊哉主将(3年)は試合後、「タオルのことは試合前日に聞きました。タオルが試合中に目に入り、勇気づけられました。たずさわっていただいた多くの方々に感謝しかありません」と話した。(堀江泰史)