(19日、第107回全国高校野球選手権千葉大会4回戦 流通経大柏2―1千葉英和) 「配球ミスだった」 千葉英和の捕手永島…

(19日、第107回全国高校野球選手権千葉大会4回戦 流通経大柏2―1千葉英和)

 「配球ミスだった」

 千葉英和の捕手永島楓(3年)は試合後、何とか声を絞り出した。

 1点リードで迎えた七回表2死一塁。Bシードの流通経大柏で「チーム一の長打力」と言われる中野心侍郎(3年)が打席にいた。その2球目、永島が出したサインはスライダー。これが「真ん中高めの直球」に見えたという中野に完璧に捉えられ、左翼席に。決勝の2ランとなった。

 千葉英和は山口遥太(2年)が先頭打者本塁打。その後は永島が先発の中村匠汰(1年)を巧みに導き、中盤まで相手を無得点に抑えていた。

 試合は結果的に、双方1本ずつの本塁打で決した。それゆえに永島は「違うボールだったら」と悔いた。

 捕手になったのは今年2月。それまでは外野の控えだった。志願してなった「急造捕手」は、攻守に急成長し、大会直前には4番打者にも据えられた。「ずっと見てきて、努力は誰にも負けない。これだけ選手は成長するんだと私が勉強させてもらった」。仁井田意監督は、そう永島をたたえた。=ぴーちゃん(小林誠一)