(19日、第107回全国高校野球選手権千葉大会4回戦 西武台千葉12―7東京学館) 「キャプテン、お前のチームなんだ」。…
(19日、第107回全国高校野球選手権千葉大会4回戦 西武台千葉12―7東京学館)
「キャプテン、お前のチームなんだ」。ベンチで涙ながらに叫ぶ仲間が見える。6点を追う九回表1死一塁の場面で、東京学館の主将、南里榛希(3年)は代打で打席に立った。インコースの強い球を振り抜いて左前に運び、最後まで諦めない姿を見せた。
父に憧れて、幼い頃から始めた野球。中学時代は拓大紅陵の加藤玄竜(3年)や成田の松本翔真(3年)と同じ、佐倉リトルシニアで切磋琢磨(せっさたくま)して過ごした。
高校は分かれたが、対戦のたびに刺激を与え合い、3人とも主将に。今大会の開会式でも「また打つからな」「決勝で会おう」と言葉を掛け合った。
3回戦で敗れた加藤の分まで、と挑んだ試合だったが、追いつけず敗退。「仲間に感謝を伝えたい」。まっすぐな目で言い、夏を終えた。=柏の葉(武田百花)