<第107回全国高校野球選手権愛知大会:豊橋中央10-2誠信(7回コールドゲーム)>◇19日◇4回戦◇小牧市民球場 18…
<第107回全国高校野球選手権愛知大会:豊橋中央10-2誠信(7回コールドゲーム)>◇19日◇4回戦◇小牧市民球場
182校、173チームが参加し、6月下旬から試合が行われている愛知大会。3回戦が終了して、勝ち残ったのは32校。この日から4回戦が始まった。
この夏は、シード8校が、いずれも初戦の3回戦を突破している。誠信もそのシードの一つだが、3回戦では、半田に先制されるなど苦しんでの進出となった。それでも、終盤に力を示しての勝利だった。
豊橋中央は、東三河地区1位でシード校として臨んだ春季大会では東邦に初戦で0対1と惜敗して夏のシードを逃した。この夏は、初戦では科技豊田、3回戦では愛知黎明と、骨のある私立校を下しての4回戦となった。
連戦となった豊橋中央だったが、前日が公式戦初先発だったという白井 寛人投手(2年)の連投となった。先頭打者に安打されて、さらにバントも安打になるなどで一死二、三塁というピンチとなったが、そこを凌いで自分のりズムを取り戻した。
しかし、3回に3連打となって、暴投と犠飛で1点差となったところで、萩本 将光監督は、「本当は6回まで行って欲しかった」という白井投手を下げて、背番号1の髙橋 大喜地投手(3年)を送り出した。「最初から、いつでも行けるように準備していた」と言う高橋投手だったが、変わりばなに、セットのタイミングが合わずストレートの四球を出したが、その後はピシャリと抑えて起用に応えた。
誠信は左腕の武政 楓生投手(3年)が絶対的なエースとして、頼られる存在なのだが、この日はいくらか本来の制球力を欠いていて、ボール先行で苦しんでいた。そこを、好調な豊橋中央打線が捉えた。3回はクリーンアップの3連打などで3点を奪う。
1点差とされても5回に3連続四死球で無死満塁と好機を貰った形になって、そこから白井投手自らの安打で武政投手をマウンドから降ろす形となった。さらに代わった山本 球心投手(2年)からも、9番長谷川 瑠選手(3年)のタイムリー打に犠飛などで4点を奪う。7回にも、中立 大翔選手(1年)の二塁打などからチャンスを作ってさらに3点を追加した。
こうして、思わぬコールドゲームスコアの試合となって、豊橋中央としては、昨秋の県大会2回戦の返り討ちを果たした。
豊橋中央の萩本 将光監督は、「打撃は好調ですね。武政投手とは、去年の秋の県大会で当たっていますので、その時のイメージで、外に逃げていく球には手を出さないで、うちに入ってくる球だけを叩いていくということを徹底しました。今は、クリーンアップがよく打てているので、上り調子になっていると思う」と、力強かった。
思わぬ形のコールド負けとなってしまった誠信の澤田 英二監督は、「シード校ではありましたけれども、力としては、相手が上だと思っていました。頼りの武政が、ここへきてもう一つ調子がよくなく、修正しきれなかったのが痛かった。それでも、このチームはそれぞれの大会でよく頑張ってやってくれたと思う」と、選手たちをねぎらっていた。