<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:横浜4-0藤嶺藤沢>◇20日◇5回戦◇横浜スタジアム 横浜の怪物右腕・織田…

<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:横浜4-0藤嶺藤沢>◇20日◇5回戦◇横浜スタジアム

 横浜の怪物右腕・織田 翔希投手(2年)が強力・藤嶺藤沢打線を1安打に抑えた。奪った三振は12個。「怪物右腕」と称される実力を証明した。

 「今日は真っすぐがよかった」と序盤からキャッチャーミットをバシッと叩く、威力抜群の直球を投げ込んだ。9回までその球威は落ちず、104球の省エネ投球で相手打線に付け入る隙を与えなかった。村田 浩明監督も「まだまだいけたと思う。少しずつですが成長しています」とその投げっぷりを称えていた。

 変化球も緩いチェンジアップが冴え渡り、直球とのコンビネーションで三振を量産。チームで唯一ヒットを記録した主将の内海 颯太内野手(3年)も「腕の振りが真っすぐと同じでなかなか手元まで来なかった」と苦戦を強いられた。終盤の8、9回には5者連続三振と尻上がりに調子を上げ完封勝利。藤嶺藤沢の菊地 幹監督も「春まで決まっている印象はなかった。真っすぐを振りまけないように徹底した中で、織田君が一枚上手でした」と脱帽した。

 打ってもセンターフェンス直撃の先制打を放つなど投打の活躍で勝利に貢献。 「この夏は『ホンモノ』になるという思いでマウンドに立っている。監督さんを男にすると思って投げました」と最後まで腕を振り続け、指揮官の期待に応えた。これで3年ぶりの夏頂点まであと3つ。進化の止まらない織田は一歩ずつ「ホンモノ」に近づいている。