<第107回全国高等学校野球選手権滋賀大会:滋賀学園10-0膳所(6回コールド) >◇19日◇3回戦◇マイネットスタジア…

<第107回全国高等学校野球選手権滋賀大会:滋賀学園10-0膳所(6回コールド) >◇19日◇3回戦◇マイネットスタジアム皇子山

 3季連続で甲子園出場を目指す滋賀学園が2試合連続のコールド勝ち。土田 悠貴投手(3年)、土田 義貴投手(2年)の兄弟リレーで無失点に抑えた。

 先発は甲子園での登板経験もある最速145キロ右腕の兄・悠貴。「なるべく体力を温存して、打たせて取ろうと思っていました。6~7割の力で相手からしたら、『思ったよりも来ている』という球をイメージして投げました」と球速が140キロを超えることはなかったが、落ち着いた投球を見せた。

悠貴は5回を投げて、3安打1四球7奪三振で無失点。抜群の安定感で試合を作った。

 10点リードの6回裏には弟の義貴が公式戦初登板。右打者の内角を突くストレートが持ち味で、「状態が上がっていたので、どこかのタイミングでと思っていました」(山口 達也監督)と余裕のある場面で送り出された。

「緊張しましたが、ベンチの声があって、自信がついて投げることができました」と自己最速タイの136キロをマーク。二死から連打と四球で満塁のピンチを招いたが、最後は空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

 兄弟リレーはこれが初めて。「今日は親も来ていたので、良いものが見せられたと思っています」と悠貴は振り返った。

 悠貴が小学3年生、義貴が小学2年生の時に同じタイミングで野球を始めた。「始めた頃は一緒くらいの実力だったんですけど、だんだんが悠貴上手くなって自分が置いてかれる感じがして…」と義貴は今春までベンチ入りできなかったが、この夏に高校で初めてベンチ入り。新戦力として兄と同じフィールドに立つことができた。

「2人でも甲子園で投げている姿を見せられたらと思っています」(悠貴)と甲子園でも兄弟リレーの実現を目指す

 打線も2回まで9点を奪う順調ぶり。「反対方向の打撃が多かったですし、ボール球を振っていない。攻撃に関してはやりたいことができていると思います」と山口監督は手応えを口にする。県内公式戦22連勝中の優勝候補筆頭はこの夏も盤石だ。