MLB公式が現地時間19日、公式インスタグラム(@mlb)を更新した。【画像】歴史の証人、レイチェル・ロビンソンさん「W…

MLB公式が現地時間19日、公式インスタグラム(@mlb)を更新した。

「Wishing a happy 103rd birthday to the amazing Rachel Robinson, founder of The Jackie Robinson Foundation (ジャッキー・ロビンソン財団の創設者、レイチェル・ロビンソンさんの103歳の誕生日です。おめでとうございます)」と綴り、イメージ画像をアップ。レイチェル・ロビンソンさんが103歳の誕生日を迎えたことについて、祝意を表した。

レイチェルさんは、1900年以降の近代メジャーリーグでアフリカ系アメリカ人(黒人)選手として初めてプレーした故ジャッキー・ロビンソンの妻だ。1946年に当時マイナーリーグの選手だったジャッキーと結婚。彼の生活をサポートするとともに、私生活では2男1女に恵まれた。ちなみに、ジャッキーの背番号「42」はMLB全球団共通の永久欠番となっている。
ジャッキーの死後、1973年にジャッキー・ロビンソン財団を設立し、”才能を持ったマイノリティ”の若者たちに奨学金の交付を行っている。2007年にはMLBのコミッショナー(当時)のバド・セリグからコミッショナー特別表彰を、2009年には母校でもあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のジーン・ブロック学長から同校授与の最高栄誉であるUCLAメダルを受けた。

レイチェルとジャッキーが生き抜いたのは、アメリカの一部地域で「白人と黒人が一緒に野球をプレーしてはならない」とする条例が存在したり、マイナーリーグで球団新記録レベルの成果を出したジャッキーのメジャー入りをほとんどの球団オーナーが反対したり、そんな時代だ。それからまだ100年も経っていない。
今回の投稿は、各国のSNS閲覧者が、根拠のない人種差別に関わりのある世界に生きている自覚と責任を見直す良い機会かもしれない。

この投稿には多くのいいねが集まっているほか、ファンからは「Oh Rachel, we love you. Have the most beautiful and blessed 103rd birthday(レイチェルさん、愛してます。最も美しく祝福された103度目の誕生日!)」「A person gets older but the true beauty never leaves them happy 103rd birthday (歳を重ねようと、真の美しさに衰えはない。103歳おめでとうございます)」といった声が寄せられている。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部