◇国内女子◇明治安田レディスゴルフトーナメント 3日目(19日)◇仙台クラシックGC (宮城)◇6642yd(パー72…
◇国内女子◇明治安田レディスゴルフトーナメント 3日目(19日)◇仙台クラシックGC (宮城)◇6642yd(パー72)◇晴れ(無観客)
勝みなみは3オーバー112位からボギーなしの6バーディ「66」と伸ばしたが、カットラインに1打届かない通算3アンダー65位でホールアウト。約4カ月ぶりの帰国参戦は、国内ツアー3年ぶりの予選落ちという幕引きとなった。
所属先の明治安田がタイトルスポンサーを務める第1回大会。来週はスコットランドでの「全英」前哨戦、翌週にメジャー最終戦「AIG女子オープン(全英女子)」(ウェールズ/ロイヤルポースコール)が控えるが、今週は米ツアーがオープンウィークだったこともあり帰国を選択。所属プロとして出場する強行日程を組んだ。
先週はフランス開催のメジャー「エビアン選手権」を4日間プレー(68位)。ジュネーブから仙台に直接入り、初めて回るコースは17日(水)のクマ出没により1ホールしかチェックできなかった。しかも、今週はコース所属ではない研修生がハウスキャディだったため、コース情報が少ない中でのプレーを強いられた。「(ハウスキャディは)すごく良い子で、きょうのスコアもあの子のおかげで出せたのもある。楽しくラウンドできた」と話した一方で、練習ラウンドの大切さを改めて痛感した。
「75」をたたいた第1ラウンド終了後の練習で、木に当てたボールが隣のホールに達することもあったティショットをしっかりと修正。開幕前に「意思の弱さを感じる」と話したグリーン上も少しずつ上向き、この日は復調の兆しが見えた。「バーディパットもパーパットも入っていたし、ストロークもすごく良かった。ラインも読めているところが多かったので、そこは自信をもって来週から臨めると思う」と、確かな手ごたえを得て主戦場に戻る。
スコットランドには月曜日(21日)に到着予定。まずは日本でつかの間の休息をとり、心身ともに戦闘態勢を整える。(宮城県富谷市/石井操)