(19日、第107回全国高校野球選手権徳島大会1回戦 阿南光7―0小松島西=8回コールド) 昨春の甲子園8強、昨夏の徳島…

(19日、第107回全国高校野球選手権徳島大会1回戦 阿南光7―0小松島西=8回コールド)

 昨春の甲子園8強、昨夏の徳島大会も決勝まで勝ち進んだ阿南光に挑んだ小松島西。一回裏2死無走者で3番打者を迎えた小松島西の中島航輝投手(2年)は、外角を要求する捕手のサインに首を振った。「ここをきっちり抑えきれば自分たちのリズムになる」。強気に攻めようと内角直球を選んだ。

 しかし、厳しいコースを狙いすぎて痛恨の死球。そこから広がった満塁のピンチに走者一掃の二塁打を浴びてしまった。二回も2死から2失点。甲子園経験者も残る阿南光は甘くなかった。

 中島投手はスライダーに活路を見いだし、三回以降は試合を落ち着かせた。だが、小松島西は安打は出るものの散発、本塁は遠かった。

 両校は4月に練習試合を行い、6―5で阿南光が競り勝ったが、夏の再戦は差が開き、結局、コールドゲームとなった。

 「初回がすべて。うちは波に乗ることができず、相手のペースになってしまった」と福井健太監督。1980~90年代に春夏計5回甲子園に出場した小松島西の古豪復活への期待は続く。(鈴木史)