(19日、第107回全国高校野球選手権新潟大会4回戦 新発田0―10北越) 第2シードの北越が持ち味の攻撃力の高さを見…
(19日、第107回全国高校野球選手権新潟大会4回戦 新発田0―10北越)
第2シードの北越が持ち味の攻撃力の高さを見せた。口火を切ったのは2年生ながら4番を任される嶋武仁だ。仲川尚汰ら3年生が作った一回1死一、二塁の好機に「高めの球をうまく打てた」と適時三塁打。相手のミスもあり、序盤の大量点でコールド勝ちを決めた。
「大きいのを飛ばせる」(小島清監督)と期待を背負い、今春の県大会でも4番に入った。本人は「気負ってしまうこともある」と打ち明けるが、「先輩が声をかけてくれるから試合にうまく入れた」と振り返る。
■「任された以上、勢いづけるプレーを」
死球で出塁した二回には、次打者の安打の間にヘッドスライディングで三塁に進む好走塁も。「前の試合では打てなかった。4番を任された以上、チームを勢いづけるプレーをしたい」。気負いをエネルギーに変え、頂点を目指す。(井上潜)