第107回全国高校野球選手権愛知大会は18日、9球場で3回戦の15試合があり、今大会で初めて、日中の暑い時間帯を避けて…
第107回全国高校野球選手権愛知大会は18日、9球場で3回戦の15試合があり、今大会で初めて、日中の暑い時間帯を避けて第1試合を午後2時開始とする「サマータイム制」で行われた。
午後5時40分に始まった豊橋市民の第2試合・刈谷工科―愛知啓成は、五回開始前に照明が点灯。第1試合の前に降った雨の影響もあり、気温が下がった中で試合が進んだ。
午後8時半ごろ試合が終わると、勝った愛知啓成は夜風に吹かれながら校歌を斉唱した。
七回から右翼守備につき、八回には二塁打を放った大池愛弥選手(3年)は「暑さがなくて呼吸しやすかった。照明で球場全体が明るかったので、打席でも守備でもボールが見づらいとは感じなかった」。
サマータイム制は5回戦以降の試合にも行われる。勝ち進んだ場合、再び点灯試合も予想され、大池選手は「点灯前後のボールの見え方の変化に注意したい」と話した。(松本敏博)