横浜DeNAベイスターズに加入した元阪神の藤浪晋太郎投手(31)が18日、横浜市内で会見し、「ベイスターズはまだまだ優…
横浜DeNAベイスターズに加入した元阪神の藤浪晋太郎投手(31)が18日、横浜市内で会見し、「ベイスターズはまだまだ優勝を諦めていない。少しでも貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。
DeNA入りを決断した理由について、「藤浪晋太郎という投手が必要なんだという熱を体現していただいた。その情熱に応えたいなと思った」と説明した。
プロ入りから10年過ごした阪神からのオファーはなかったと明かした上で、「甲子園で投げることは楽しみ。ブーイングだけされなければ」と笑顔。佐藤輝明の名前を挙げ、「リーグで一番魅力的なバッター。余裕があれば力勝負したい」と対戦を心待ちにした。
球団は先発と救援をこなせる右腕を評価し、早期から獲得調査を進めていた。藤浪は起用法について、「長いイニングでも短いイニングでもできる。チーム事情によって両方できれば」と語った。
藤浪は2012年秋のドラフト1位で阪神に入団し、日本通算10年で189試合57勝54敗、防御率3・41。23年に大リーグに移籍。1年目は7勝(8敗)を挙げたが、制球難などに苦しみ、今年6月にマリナーズ傘下の3Aタコマを自由契約になった。