今回のtotoはJ1第24節の9試合と、J3第21節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析…
今回のtotoはJ1第24節の9試合と、J3第21節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■リーグ戦で「4試合」勝ち星なし
記事前半では、1か月半ぶりのJ1復帰戦となる浦和レッズと、ミッドウィークに天皇杯を120分間戦った川崎フロンターレの試合の勝敗などを予想した。記事後半では、一番の注目カードともいえる、首位の柏レイソルと4位の鹿島アントラーズの激突から見ていこう。
鹿島のホームで行われるこの試合のチケットは、一部を除いて完売しているという。スタジアムは、熱く燃え上がることだろう。
当然、多くの鹿島ファンがスタンドを埋め尽くすはずだが、その熱気が試合後も継続できるかは分からない。
通算対戦成績では36勝12分20敗、今回の会場となる鹿島のホームでは19勝6分7敗と、いずれも鹿島が大きく勝ち越している。だが、最近の対戦が気になるのだ。
2023年以降のリーグ戦での対戦は、鹿島の2勝3分1敗。勝ち越しているが、気になるのはドローの数だ。
6試合して、その半分が引き分けに終わっている。しかも注目すべきは、その3つのドローが、いずれも鹿島のホームで生まれているという点だ。
現在3連敗中で、リーグ戦4試合勝ち星がない鹿島としては、どうしても勝利が欲しいところだろう。ファンも同じ気持ちで大声援を送るだろうが、その思いが重圧になる可能性もある。
もちろん、柏が好調ということも見逃せない。その力と力、熱量のぶつかり合いは、鹿島ホームでの4戦連続ドローを生み出すことだろう。
■初招集2人を襲う「プレッシャー」
続いては、5位のサンフレッチェ広島の勝敗を予想したい。
韓国で行われていたE-1選手権を制したサッカー日本代表に、広島は5人の選手を送り出していた。中でもジャーメイン良は、得点王と大会MVPに輝く大活躍だった。
だが、その日本代表での活動が、大きな負担になったともいえる。
これまでも代表に選出されていた荒木隼人らはまだしも、ジャーメインと中村草太は初招集だった。無意識のうちに、緊張が負担になっていることもあるだろう。しかもジャーメインには強いスポットライトが当たり、さらに無意識のプレッシャーに襲われている可能性も否定できない。
また、今回対戦するアルビレックス新潟には、2023年以降、実は勝てていない。J1に帰ってきた新潟は、広島に対して3勝2分。広島は新潟に、多くの勝点を献上しているのだ。
日本代表選手たちの疲労と、近年の相性。導き出される答えは、降格圏に沈む新潟の勝点3奪取である。
今回のtotoの購入締切は7月19日で、ネット決済による公式サイトでの販売は17時50分(コンビニ決済は16時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。