横綱昇進後2度目の途中休場となった豊昇龍(C)Getty Images 大相撲の横綱・豊昇龍の名古屋場所5日目からの途中…

横綱昇進後2度目の途中休場となった豊昇龍(C)Getty Images

 大相撲の横綱・豊昇龍の名古屋場所5日目からの途中休場が決まった7月17日、所属の立浪部屋がインスタグラムを更新。「いつも立浪部屋を応援してくださる皆様へ」と切り出し、謝罪とともに、ファンへの復活を約束した。

【写真】豊昇龍の立浪部屋がインスタグラムで公開した実際の診断書

「左第1趾MTP関節捻挫 左第1中足骨骨挫傷 1か月間の安静・加療、休場を要する」と書かれた診断書を投稿し、同部屋は立浪親方の言葉として、以下のように記している。

「本日より横綱豊昇龍、休場となりました。皆様のご期待に応えたい。横綱としての責任を果たしたい。そんな思いとは裏腹な結果となってしまいました。申し訳ありません」

「Instagramにもたくさんの応援、コメントを頂き、本当にありがとうございます。厳しいお言葉もしっかりと受け止め、横綱豊昇龍は必ず皆様の前で成長した姿を見せてくれると私たちは信じています。引き続き横綱豊昇龍を見守り、応援して頂きますよう心よりお願い致します」

 新横綱だった春場所を含め、最高位に昇進後は、これで3場所中2場所で途中休場。その間、計8個の金星を配給し、一部からは厳しい目を向けられている。そのため謝罪のコメントには、無念さがにじみ出ていた。

 それでも、まだ26歳。師匠だけでなく、ファンも復活を信じている。投稿の返信欄には「試練があって、もっと愛される横綱になりますよ」「周りの声は気にせずご自分の身体をまずは労わって治療してください」「いつだって大ファンです」などと温かいメッセージが相次いだ。

 立浪親方が強調した「成長」の2文字。より強くなった姿を必ず見せ、ファンの期待に応えなければならない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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