【プロ野球】広島 1ー1 DeNA(7月17日/広島)【映像】解説が絶賛した羽月の盗塁シーン 結果こそ無得点だったが、ま…

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【プロ野球】広島 1ー1 DeNA(7月17日/広島)

【映像】解説が絶賛した羽月の盗塁シーン

 結果こそ無得点だったが、まさに広島の野球を体現する選手と言えるだろう。現在セ・リーグ4位の広島は3位のDeNAとの3連戦最終戦を迎えた。5回に羽月隆太郎内野手が見せたプレーが話題となっている。

 降雨による1時間近い中断があったこの試合は、広島先発の森翔平投手、DeNA先発のケイ投手の投げ合いに。2回に広島がモンテロ内野手の本塁打で先制するもすぐに追いつかれてスコアは1ー1となった。そして迎えた5回裏、2死走者なしの場面から羽月が三塁側に転がすセーフティバントで出塁すると、矢野雅哉へとつないだ。

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 小技の利く選手を2者連続で塁に出したくないとばかりにケイは150キロ台のボールで押す投球で矢野と対峙したが、カウント1-1からの3球目、ケイが153キロのツーシームをインコースに投げた瞬間、一塁ランナーの羽月が盗塁を敢行した。

 解説の笘篠賢治氏が「完璧」と舌を巻いたそのスタートはまさにロケットスタート。あまりの好スタートに慌てたのか、ケイの投球を受けた山本祐大捕手はボールをつかみ損ね送球すらできず。目を送った際にはすでに羽月は二塁へとヘッドスライディングを見せていた。

 犬種と俊足がウリでレギュラーを掴みつつある羽月。それだけにファンもSNSで「セーフティバントから盗塁、さすが羽月」「このまま盗塁王目指そう」とチームに現れた新たなスピードスターに注目している様子だった。
(ABEMA de J SPORTS)