「WTAファイナルズ」で、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)は10月22日、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦し、6-2、6-2の2-0の安定したスコアで勝利を納めた。試合時間は1時間14分だった。プリスコバはランキング3位での参戦に対…

「WTAファイナルズ」で、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)は10月22日、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦し、6-2、6-2の2-0の安定したスコアで勝利を納めた。試合時間は1時間14分だった。

プリスコバはランキング3位での参戦に対して、ウイリアムズは37歳ながらランキング5位という位置につけて、WTAファイナルに進出してきた。◇   ◇   ◇

プリスコバはこの大一番で、第1ゲームのサービスをキープし、続く第2ゲームでブレイク。ブレークしたゲームでは、15-40となった後、2ブレイクポイントを生かせはしなかったものの、2度のデュースの後のブレークだったが、第1セットの冒頭をいい形で発進させた。

しかし、第1セットからプリスコバにとっても、ウイリアムズの対決は一筋縄ではいかず、ウイリアムズが第5ゲームをブレイクバック。しかしプリスコバが直後にブレークし返すと、再び1ブレークアップのリードを取り戻すなど、一進一退の攻防が続いた。

さらに、プリスコバはリードを守ったことで勢いを取り戻すと、次のゲームでウイリアムズのサービスを3度目のブレークをし、6-2で第1セットを取得した。

第2セットもプリスコバはウイリアムズにプレッシャーをかけ、優位に試合を進める。第1ゲームから、30-40とブレークポイントを握り、キープを許しはするものの押し込み続けた。

逆にウイリアムズとしとは苦しいスタートを余儀なくされた格好だ。

その後も、プリスコバは優位を譲らず、第4ゲームをブレイク。すると、40-0として、第4ポイントで、プリスコバは、ウイリアムズの巧みな展開に左右に振られながらも、オープンコートに打ち込んで、ラブゲームでキープを達成。4-1とリードを磐石なものにした。

第2セットはそのまま、流れも変わらず、プリスコバが第8ゲームでもブレークを達成し、ウイリアムズを下す結果となった。

WTAファイナルの直近の試合予定については、同日にムグルッザとオスタペンコが、明日23日にシモナ・ハレプ(ルーマニア)とカロリーヌ・ガルシア(フランス)、そしてエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)とカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「WTAファイナルズ」でウイリアムズに勝利したプリスコバ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)