（17日、第107回全国高校野球選手権佐賀大会準々決勝 佐賀学園0―5佐賀北） 佐賀学園は1年生が3人先発した。ひとり…
（17日、第107回全国高校野球選手権佐賀大会準々決勝 佐賀学園0―5佐賀北）
佐賀学園は1年生が3人先発した。ひとりだけ二塁手でフル出場した西村綱騎選手は「あせりがあってミスが多かった。いい経験になった」と話した。
西村選手は二遊間を佐々木翼選手と同級生コンビで守り、同級生の坂口晟颯（せいりゅう）投手を後ろから励ました。2回で降板した坂口投手について「プレッシャーから自分の投球ができていなかった」と感じた。自らは攻撃で1安打したが、三回の好機にスクイズを外され、「相手がうまかった」と脱帽するしかなかった。
3試合にフル出場し、「夏の大会はいつもと違い、九回2死で勝っていても、勝っている感じがしなかった」と独特の緊張感を振り返った。木村佳正監督は「下級生は盛り上げてくれ、よくやってくれた」とこれからの成長に期待した。（森田博志）
