(16日、第107回全国高校野球選手権香川大会2回戦 丸亀城西11―1高松一=6回コールド) 四回裏、高松一は相手の満…
(16日、第107回全国高校野球選手権香川大会2回戦 丸亀城西11―1高松一=6回コールド)
四回裏、高松一は相手の満塁ランニング本塁打などで一挙6点を奪われ、突き放された。安川和志主将(3年)は「実力不足」だと痛感した。
今春に1年生が入ってくるまでは部員7人で活動し、ハンドボール部や陸上部などから部員を借りて試合をしていた。新入生を勧誘するための部活動紹介では、動画の演出などを工夫し、野球初心者2人を含む、9人の1年生が入ってくれた。
毎日の練習メニューをチームメートと相談して組み、主将としてチームを引っ張ってきた。後輩への励ましも忘れず、ときには冗談も飛ばしてきた。
試合はコールド負け。「悔しいけどやりきった。(入ってくれた1年生には)支えられたので、本当に感謝している」と語った。宮武直史監督は「みんなに愛されるキャプテン。試合前も試合中も気を配って準備や指示をするなど良い働きをしてくれた」と話していた。(斉藤夏音)