<全国高等学校野球選手権千葉大会:松戸六実3ー2拓大紅陵◇17日◇3回戦◇ZOZOマリンスタジアム 拓大紅陵が6年ぶりの…
<全国高等学校野球選手権千葉大会:松戸六実3ー2拓大紅陵◇17日◇3回戦◇ZOZOマリンスタジアム
拓大紅陵が6年ぶりの3回戦敗退となった。1点を追いかける9回も二死一、二塁と一打同点のチャンスを作ったが、松戸六実の前に屈した。
打線は7安打に14四死球でチャンスを作りながらも相手先発の佐古 和哉投手(3年)、2番手の狩野 晃太郎外野手(3年)に抑え込まれた。緩急を使った投球に苦しめられ27個のアウトのうち12個がフライアウトと捉えることができず、主将の加藤 玄竜捕手(3年)も「みんな気持ちが出過ぎて、フライアウトが増えてしまった」と反省を口にしていた。
特に勝敗を分けたのは初回の攻撃だった。坂巻 展行監督も「あそこで先制できていれば全然変わっていたと思う」と悔やんだように、無死満塁のチャンスで中軸が三直、投ゴロ、捕邪飛に倒れ、無得点に終わった。さらには1点を追いかける8回にも一死満塁と一打同点のチャンスを迎えた。しかし、太刀岡 怜央内野手(3年)の四球で1点差に迫ったものの反撃及ばず。三飛に打ち取られた加藤も「自分が決めてやろうという気持ちが強かった。4番として打ちたかったが、決められなかったのが今の実力」と涙ながらに振り返った。
今年は秋準決勝、春も4強に入って優勝候補の一角だった拓大紅陵。挨拶が終わると選手達はその場でしゃがみ込み、涙を流しながらベンチへ引き返した。惜しくも3回戦で夏が終わり坂巻監督は「この学年はいい意味でチームを変えてくれた。私生活など野球以外のことも一生懸命やってくれた世代だったので、何とかしたかった」と唇を噛んだ。また加藤主将も「まだ同じ仲間たちと野球がやりたかった。この世代は一人ひとりに持ち味があるので、野球以外の面でも活かしたい」と前を向いた。